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桂の滝・下蒲刈島

平成の名水百選「桂の滝」 呉市蒲刈町宮盛字桂谷
環境省が桂の滝を平成の名水百選に選定したと新聞などで情報を得ていたので広島市に行った帰りに桂の滝のお水をいただきに行きました。
2008年6月6日

呉市川尻町 国道185号線から安芸灘大橋(県道74号線)蒲刈・下蒲刈方面へ入る。
安芸灘大橋休憩施設「白崎園」で休憩する。
白崎園には、MAKIMASA IMAIさんの制作 「生」と題し土・火・知・空・水を現したモニュメントが
安芸灘大橋と快晴の大空と紺碧の海 安芸灘がうまくマッチしておりました。
江戸時代後期の学者 頼 山陽さんの歌碑も建立されておりました。
頼山陽さんは、その時々に感じた情景を僅かな文字数の中に表現されるとは素晴らしい方ですね。
岩間にキンシバイが咲き誇り、一艘の小型漁船が安芸灘の海水を切り風を切り気持ち良さそうに
私の目前を通り過ぎて行く。
モニュメントの銘板 「生」 (土・火・知・空・水)と名付けられたモニュメント






天神鼻トンネルを抜けると右手に下蒲刈中学校が見える。県民の浜方面に向かう。
蒲刈大橋を渡り、総合案内所・特産品センター「であいの館」で休憩、散策する。
蒲刈大橋の下は水道になっており、干満の差によって海水の流れが生じているようでした。
蒲刈町が蒲刈密柑発祥の地だということを知り、再び桂の滝へと県道287号線を田戸港・大浦港・
蒲刈支所・県民の浜方面に向かう。県民の浜まで6.8kmの案内板あり、ここから5分ほど走ると
宮盛(みやざかり)・田戸港・蒲刈支所方面へ左折する。


蒲刈トンネルを抜け3~4分でT字路につきあたり大浦港・蒲刈支所・宮盛方面へと右折する。
田戸トンネルを抜けると1kmほどで桂の滝の案内板が立っているT字路を左折する。
農免農道から安芸灘の風景に目を奪われながら、小休憩しながら10分走ると
三叉路に桂の滝へ右折の案内板あり。
蒲刈ふるさと自然のみちと名付けられた山道を登っていく。
2分ほど走ると左側に先人を想う碑が建立されていた。ここから、2分ほどで目的地、
桂の滝入口・町立 瀬戸内の名水 桂乃滝精製所(この日は稼働していなかった)へ到着する。
呉市川尻町から安芸灘大橋を渡り小休憩をしながら写真を写しながら桂の滝入口まで1時間20分で到着、
のんびりしたドライブでした。
  
桂の滝入口から、せせらぎの流れる音、小鳥の囀る森林の中の山道を5分ほど登ると桂の滝へ着きました。
竹のトユから流れ落ちる水を両手を合わせ汲み取り口にすると、ひんやりとした水が喉を通り
全身に沁み渡りました。自然って素晴らしい。 

桂の滝の水は、八月六日の原爆の日の早朝に広島県広島市中区の平和記念公園の原爆慰霊碑に
ささげられる原爆献水となっている。原爆献水は、被爆直後に水を求めて亡くなった人々の霊を
鎮めるために原爆慰霊碑にささげられる。こんこんと湧き出でる清水に、乱世の浄めを願う。  
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