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沼弥生住居址群
沼弥生住居址群
昭和27年から33年にかけて調査された、弥生時代の集落遺跡です。
竪穴住居址5棟、作業場址、高床倉庫とみられる掘立柱建物址などが発見されました。
また、弥生土器をはじめ石の道具や鉄製の工具、ガラス製の装身具なども発見されています。
今からおおよそ2000年前、津山地方で米つくりの始まった頃の生活の様子を
知ることのできる代表的な遺跡として、昭和31年に津山市指定史跡となり、その後史跡公園として
保存整備されてきました。現在竪穴住居2棟、高床倉庫1棟が復元されています。
津山弥生の里文化センター
津山市内に多数残されている集落遺跡や古墳などの保護・活用を図るため、
平成2年に設置された施設です。
弥生時代の米つくりと。民俗資料をもちいた伝統的な米つくりをテーマにした二つの展示室があります。
また、発掘調査で発見された土器や石器等の復元整理作業の様子も見学できます。と記された
「弥生の里案内図」が駐車場横に設置されている。 所在地:津山市沼 |
地球上に生命が誕生して37億年とかと耳にしますが、元祖はどのような暮らしぶりだったのだろう。 |
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以下は、
2006年9月29日に写したものです。 |
以下は、
2013年10月12日に写したものです。 |
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復元住宅1 駐車場から丘の上の風景 |
復元住宅1 駐車場から丘の上の風景 |
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向うに見えるは津山市街地
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見る人を楽しませる、職人さまの繊細な技術は凄い。 |
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自然の丸太木を組み上げ屋根にしている。
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復元住宅2
(2013/10/12現在は復元されていなかった)
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出入り口には3段ほどの階段があります。
丸く掘られた穴は薪を焚いて暖をとったり
食事を作ったりしていた囲炉裏かな?
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高床倉庫
西地区の居住址群からやや離れて、三棟の高床倉庫址が
検出されている。一号倉庫址は、桁行二間(三.八m)
梁間二間(三.二m)の八本柱。二号及び三号倉庫址は、
ともに一間×一間の四本柱である。このうち、
一号倉庫址の柱配置をもとに、銅鐸に描かれた
住居の絵画などを参照しながら上部構造を
推定復元したものがこの高床倉庫である。
棟持柱をもつ点に特色がある。
柱や桁、梁材には檜などを使用している。
これらの倉庫は、穂摘みして収穫した稲穂を
そのまま蓄えておくためのもので、集団全体によって
共同使用されていたと推定される。
昭和五十九年三月と記されている。 |
屋根の梁部分は間伐材を藁縄で括り
組み上げられている。
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此処から下は高床倉址群
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2009年1月に再復元
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茅葺き屋根は自然の中に溶け込み風情があります。 何かしらご先祖様のざわめきが聞こえてきそうだ。 |
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残されたわずかな資料を基に復元展示してくださる有志の方々のおかげさまで、
ご先祖様の暮らしぶりを知り得ることに感謝です。
昔の暮らしぶりは大変に労力を必要としていたのだろうに、今を見ると贅沢なことをしている。
感謝をしなくてはいけないですね。 |
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